鴨川ホルモー
評価:
万城目 学
角川グループパブリッシング
¥ 540
(2009-02-25)

 友達に勧めてもらって読んだ本。
京都の学生の話。

表紙のイラストを買ったときにみて、
このイメージを頭の中で育てながら読んだ。

最初はちょっと古い言い回しが馴れなくて
頭に入ってこなかったのだけど

あとからじんわり心地よくなるものがたり。

本当にこんなことがあるんじゃないか
あったりしてもいいんじゃないか
っておもう。

...ないか。
砂漠
評価:
伊坂 幸太郎
新潮社
¥ 780
(2010-06-29)

 なんかタイトルが「いかにも本のタイトルっぽい」という
訳の分からない理由で今まで読む気がしていなかったけど
勢いにのって、読んでみた。

「北村」と「鳥居」と「南」と「東堂」そして「西嶋」の5人の大学生が
すごす物語。

やっぱりハラハラさせらたり
「なんでー!もー!」とおもったり
「そうこなくっしゃね!」ともったり
で、きづくとあっという間に物語は終わってしまう。

あとはマージャンが解ったら、この本はきっと
2割増で面白かったのかもしれない。


チルドレン
評価:
伊坂 幸太郎
講談社
¥ 1,575
(2004-05-21)

 「アヒルと鴨の〜」があまりに切なかったので
安心して読める本が読みたいと思い
「確かこれは大丈夫だった気がする」と、読み始めた本。

主役ではない「陣内」という人物を中心にして
5つの物語が時代やその周りの登場人物を変えて進んで行く。

物語の中に「覚えておきたいくだり」がたくさんあった。
こういうときに、こんな風に言えたらなぁ。と思うこと。
残念なことに忘れてしまうんだけど。


アヒルと鴨のコインロッカー
 書店を襲って「広辞苑」を盗む。
から始まる大学生になった椎名と河崎とそこから広がって行く
数人のものがたり。

読んだ最初は本当に「読まなきゃ良かった」ておもったけど
読み終わってしばらくしてから頭から離れなくなる
きっとまたいつかふと読みたくなるかもしれない
そんなお話。

「あぁ」「ははぁ」と思いながら読んでいて気がつくと
あっというまに読み終わってしまって
早く読みすぎたことを後悔して最後に少しさみしい気持ちになる。
そんな本。
だからきっとまた読みたくなるんだろうなぁ。


ラッシュライフ
評価:
伊坂 幸太郎
新潮社
¥ 660
(2005-04)

 また続けて、伊坂幸太郎さんの本。
就活40連敗の中年男「豊田」と
絵を描く青年「河原崎」と
精神科医の「京子」と
副職検討中の泥棒「黒崎」と
若手アーティストの「志奈子」のはなし。

またしてもエグいシーンは我慢して読まないといけないのだけれど
それを乗り越えさえすれば、最後のパズルがパチパチはまって行くような
あれがやっぱり気持ちいい。


オーデュボンの祈り
評価:
伊坂 幸太郎
新潮社
¥ 660
(2003-11)

 
発作的コンビニ強盗をした「伊藤」と「島」の話。
こないだから始めた読書で一冊単位の本の勘定では
この本が一番分厚い本だった。

「陽気なギャングが地球を廻す」の作者のデビュー作ともいわれる作品で
読もうかどうか一瞬迷ったけど、読む事にした。

残酷なシーンが時々あって
途中で読むのを止めようかと何度か思ったものの
とにかく読んでみた。

凄惨な殺人事件の直後に
能天気な芸能ニュースをやってる朝の番組なんか見てる現実のほうが
よっぽど残酷かもしれないと思ったから。

本を読んだ直後にわたしの頭が勝手にまた独り言を始めた。
こういうことが、時々、起きる。


いつか私が
「信じるべきもの」を見失ったときに
もう一回読んでみたらいいのかな、と思った本。





佇むひと
 20話のショートストーリーからなる短編集。
・ぐれ健が戻った
・碧い底
・きつね
・佇むひと
・姉弟
・ベルト・ウェーの女
・怪段
・下の世界
・睡魔のいる夏
・我が良き狼
・ミスター・サンドマン
・白き異邦人
・ヒッピー
・走る男
・わかれ
・底流
・時の女神
・横車の大八
・みすていく・ざ・あどれす
・母子像

どの話も話を読み進めて、気がつくと自分が不思議な世界に迷い込んでいる事に気がつく。
「世にも奇妙な物語」みたいな世界観。

文章の言い回しがなんとなく古い感じなのが抵抗あったけれど、
短編なので読みやすい。
好きだった話は「姉弟」「佇むひと」「母子像」。



フィッシュストーリー
評価:
伊坂 幸太郎
新潮社
¥ 1,470
(2007-01-30)

 「陽気なギャングが地球をまわす」の、あまりの後味のよさがきっかけで伊坂幸太郎さんの本を最近いくつか読んでいて
こないだ読み終わったのが「フィッシュストーリー」。

本は
・動物のエンジン
・サクリファイス
・フィッシュストーリー
・ポテチ
4つの短編集が一冊になっているもの。
「フィッシュストーリー」は、こないだ映画にもなったらしい。
そういえば、陽気なギャングも、重力ピエロも映画になったけど、どれも見てない。
本を読むとなぜか映画を見る気がしなくなるのは、
本で組み立てた自分の世界を壊されるのが嫌だからなのかもしれない。


私はこのなかでは「ポテチ」が一番好き。
さいごに「あぁ、あぁ、なるほどね」って思ったりする話が好き。
なるほど具合がいい感じでした。


世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
 村上春樹さんの小説。
以前カフカも読んだけど、カフカ同様(だったとおもう、たしか)
二つの世界が交互に話を紡いで行くのが面白かったです。
頭の中にそれぞれの話がふんわり浮かんできる感じで読みやすかった。
現実のような、そうでないような
むしろ現実に起きているんじゃないかと思ってさえしまうような
そんな話。


陽気なギャングが地球を回す
普段あまり活字を読まない私ですが
最近、電車の中で本を読んでたりします。

最近読んだ本。
痛快、の一言につきる。

「映画とかになりそうだな」って思ってたら
後からこれがとっくの昔に映画になっていた事を知る(笑)

なさそうでありそうな、すごい能力をもった4人の銀行強盗のはなし。
私もなにかすごい能力が欲しい。